2015年11月16日

風船爆弾(作詞・作曲:河口純之助)

河ちゃんの作った曲の中では、どちらかというと聴く方の曲、ぐらいの認識。

意外とこの曲はトリビュート・アルバムでもカバーされてたりと、根強いファンがいる?


個人的には、それでもほとんど飛ばしてしまう曲である。


ただ、この曲で思うのは、やっぱりヒロトのボーカルは(・∀・)イイ!!ということを確信させてくれることなのだ。

何がいいかというと、おそらくこれを他の人が歌ったら全く聞かないだろうが、ヒロトが歌っているから
きこうと思う気になる。それで、聞ける。


歌詞については、ほとんど思うところがなく、解説をする部分があまりない。

出だし


OH! 恋は風船爆弾
いまにも弾けそうな
OH! 恋は風船爆弾


弾む心 バンバンバン
あなただけに みつけてほしい



誰でも思いつきそうな歌詞ではある(笑)

まあ、ラブソングとか恋を歌った歌というのはありきたりになりがちではあるけども。

そのまま解釈すればいいと思われる。



ちょっとだけ、趣向をこらして旨味のある歌詞だなぁ〜と思うのは次


明日に何が見える
明日に何が見える


涙の秒読みは数えちゃいけない



ここは、どういう意味なのかが、感じ取れなかった。
明日に何が見える?というのはいいんだけども

涙の秒読み?

というのはどういうことなんだろう

涙がでるまでの、ほんの僅かな時間は、数えたりしちゃだめだ、
だって切なくなるから、そんな感じかな。


すみません、自分の想像力ではいったいどんなイメージなのかすらうかんできませんでした。


ライブバージョンでは、歌詞が変わっているみたいです↓

これは知りませんでした。



posted by 荒井コウスケ at 07:00 | Comment(6) | TRAIN-TRAIN(3rd Album) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

メリーゴーランド(作詞・作曲:甲本ヒロト/真島昌利)



メリーゴーランド.jpg
ブルーハーツではなかなか見られない曲展開。

この曲が出来たエピソードとして、金沢のボウリングで遊んだ帰りにヒロトとマーシーで書いた、とある。

ただ、曲のなかにボーリング的な要素は一切ない。

初のヒロト・マーシー共作の曲で、これはブルーハーツ以降もそんなに見られない。
ハイロウズになるが、「そばにいるから」が作詞ヒロト、作曲マーシーで、同じくハイロウズの「胸がドキドキ」も作詞ヒロト、作曲マーシー、となっている。



ここで楽しもう ここでうまくやろう
ここで手を握り ここでキスをしよう ここで信じよう



ここで、というのが多用されているが、
つまりはどこか遠くへいくわけでもなく、今この場所で、全部完結させよう
、どこも行く必要はないさ、そんなニュアンスを感じる。

また、さらにタイトルにもなっているメリーゴーランドの特性
がそのニュアンスを加速させている。


まわりつづけよう



どこにもいかず、同じ場所をぐるぐるまわっていく。
だからこそ、ここで楽しもう、なのではないか。


1人じゃできないことがあるだろう

1人じゃ見えないことがあるだろう



この曲の大きなポイントに「提案」を感じる。


信じよう、とかあるだろう、とか〜してごらん、回り続けよう、とか。

他の曲は、好きです、とかそういう「意思表示」にとどまる事が多いが、
メリーゴーランドのぐるぐる回る流動性と、言葉の方向性がマッチして、
〜しようと、相手をどこかへ連れてってあげよう、というニュアンスをイメージとして感じる。


鍵を開けてくれ 回り続けよう


この鍵をあけてくれ、というのがこの詩の展開とすこしずれていて、
どういうことなんだろう、と思わせる。

回り続ける、や、ここで楽しむ、という今この場所で、という方向性の主旨から、
一転してそこから切り開いて別の場所、どこか違う世界へ行きたいかのような
単語チョイス。

鍵を開ける、というのはつまり何か閉じ込められているという状況を暗に
脱出したいと意味しているのではないか。

ここで楽しもう、といいつつ、なかなか出られないからこの状況を楽しんでしまおう。
でも、本当は脱出したい、何か手がかりをみつけたい、
そういうことなんじゃなかろうか。





メリーゴーランド 思ってごらん

メリーゴランド 一番前はだあれ?


ここの歌詞に非常に想像力を必要としたが、ぐるぐる回り続けていて、
一体誰が先頭なんだろう、という単純な疑問を歌詞にしているだけで
深い意味ではないのではないか。


思ってごらん、っていうのはどういうことなんだろう。


真意を汲み取ろうとすると、ますます考えが巡っていく曲です。
それはまさにメリーゴランドのように、ずっと巡って行きました。
posted by 荒井コウスケ at 07:00 | Comment(3) | TRAIN-TRAIN(3rd Album) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月18日

ミサイル(作詞・作曲:甲本ヒロト)

ミサイル.jpg


ブルーハーツを好きになった頃は、この曲の意味があまりわからず、
飛ばしていましたが、よく聞いていくと実はとてもいい曲なんじゃないかと思うようになりました。

ラブバラードのようなのですが、その最初の単語が「ミサイル」。
これはラブソングとはかけ離れた軍事的な要素があり
あまりしっくり来ていませんでしたが、おそらくそれは作者である
ヒロトが、そういった軍事的兵器を歌の中に盛り込むのが好きなのではないか、
という推測に達しました。

ヒロトだけでなく、マーシーも、武器とか兵器が好きなのかもしれません。


ブルーハーツ・ハイロウズ・クロマニヨンズの歌の中を思い返してみても

「レーザーガン」「マシンガン」「二丁拳銃」「ナイフ」「ピストル」
「戦闘機」「爆弾」「原爆」「水爆」「ボルサリーノ」「鉄砲」「騎兵隊」

など、たくさん出てきます。これだけ兵器を歌詞に用いるアーティストはそうそういないんじゃ
ないかなと思います。



ミサイルという単語も、思いついた限りでは

「1000のバイオリン」の中に、【ミサイルほどの消しゴム】
それからハイロウズの「ミサイルマン」という曲があり、
やはりミサイルが好きなようです(笑)


 NHK教育テレビ「人間講座」において、ねじめ正一氏が「言葉
の力・詩の力」という講義にてこの曲を取り上げたとのことです。

その中でも語られていたのは


 
この曲中主人公の、献身性はどうでしょう。こんなに素朴で素敵
な「あなたまかせ」の表現を私は知りません。
 ヒットチャートをにぎわす曲々の「愛」という表現に、たいがい
はげんなりとする私ですが、くさみがなく受け入れられます。甲本
ヒロト氏の声質・ボーカル力も、大きいのでしょうけどね。

 「風船爆弾(バンバンバン)」でも述べましたが、「ミサイル」
の道具立ては、やはりこの時期、ザ・ブルーハーツに色濃かったパ
ンク色の現れでありましょう。
 軍事関係の道具立ては、主に甲本ヒロト氏の歌詞に強く表れてき
ます。それはザ・ハイロウズにいたるまで、様々な曲で見られるも
のであります。


ということでした。


(ねじめ正一 言葉の力)




この歌はメロディが大好きで、聴きたくなるのですが、詩がその頃謎だったので
遠ざかっている曲でした。


しかしこのように見てみるととても味わい深い歌詞であり、これはこれでいいんだ、という結論に至りました。

ブルーハーツの歌は、このように後々きいてみると、とてもいい、ということがあり、
最初自分の経験が足りなかったが故に本来素晴らしいはずの作品を、素晴らしいと思えていない状態というのがあるなぁ
と感じました。



出だし

僕を発射台にのせて 飛ばしてみてごらん
花火のように 夜空を飾るよ


ヒロトって詩人なんだな〜と思うのがこれ。

なかなかこんなフレーズ思いつきたくたって思いつかない。


そして、ねじめさんも言っていますが、この主人公の献身性。


君のために、ミサイルになって夜空を照らして見せる、
なんて思ったのはヒロトぐらいでしょう。





昨日君の夢をみた  それは僕のため
チカチカ燃える 導火線なんだね



僕のためにチカチカ燃える、というのは
それが自分のやる気につながっているんだよ、ってことなんだろうか。
夢を見て、よかった、嬉しい、っていう事を表現している。




今夜僕はミサイルに 君は星になる
全てのルール ちょっとだけ忘れて


もしかしてこれはちょっとエロい表現なのではないか、
と推測してしまった。


ミサイルと星って。

ルールも忘れるんだ、って。

今夜はパーリナイ、をロマンチックに言うとこういうことかもしれない。



夜の階段を昇る 星座をつくろう
忘れられない 想い出にしよう


夜が更けていく様子を、階段をのぼるという表現に、
その中で行われた目印のような存在としてのイベント、
それを星座としている。

それがふたりだけの思い出になるんだ、ってめっちゃロマンチックな歌ですね。


ブルーハーツファンでもこの歌をそんなに歌ったり思いいれている人はいないと思う。


故にこういうのを好きだったりすると、ブルーハーツファンの深さがわかるかもしれない。

ああ、聴きこんでるなぁと。



聴きこんで味が出てくる一曲です。
posted by 荒井コウスケ at 10:45 | Comment(6) | TRAIN-TRAIN(3rd Album) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする