2014年01月27日

世界のまん中(作詞・作曲:甲本ヒロト)

最高に好きな曲。


好きな曲は決めきれないが確実にベスト3に入る。


好きすぎて大学時代に組んでいたバンドでも、メンバーにお願いしてコピーさせてもらった。


この曲のテーマは自分がいまいる場所がみんな世界の真ん中なんだということ。


1986年12月17日、大宮フリークスで行われたライブ音源を奇跡的に僕は所有しているが、それはまだこの曲を一度もブルーハーツとして披露したことがない時だ。


つまりこの曲の初披露の時、このライブでの演奏前のセリフが解説的にヒロトから発せられているので、記載させていただく。




「聴いたことねえ歌が次に出るけど、びっくりするなよ。みんな初めてじゃ、大宮さんとこも。俺はなぁ、今大宮におるけども、世界の真ん中だと思うんじゃわいここが。(かっこいいーぃ、とここでファンからの声)おめえ、かっこつけねえから。世界の片隅でがんばってる、世界の片隅でこんな恋をした。・・・そんながことあるもんか!!!・・・・みんなお前、世界の真ん中!!」



とヒロトは叫び、曲がスタートする。


この時のライブ音源は、この曲におけるベストテイクだ。


初披露というのもあるのか、圧倒的な熱を感じる。



出だし
朝の光が待てなくて 眠れない夜もあった  朝の光が待てなくて 間違ったこともやった



この「朝の光が待てなくて」に込められたものは多い。


それは、飛び出したくなるような胸が張り裂けそうな気持ちや、希望が持てなくて、闇の中をもがくような場面、いろいろな場面に当てはまる良い歌詞だ。


振り返ると、こんなことがあったんだ。そこから続くのは

太陽.jpg
僕が今見ているのが世界の片隅なのか 誰の上にだって お日様は昇るんだ






そう、今僕が生きているこの場所、そしてあなたが生きているその場所は、それぞれにとって真ん中なのだ。片隅なんかじゃない。お日様は皆平等に誰の上にも昇る。


被害者意識をぶら下げて、ここは自分の世界じゃない、なんて言ったところで現実逃避にしかならない。


込められているのは、ここを、真ん中だと思わなきゃいけなんだ、そんな憤りにも似たような、自己重要感をもって、もっと生きることのダイナミズムを感じて、生きていくんだ、という、固い決意だ。


そんな、中途半端な悲しみとか苦しみをひけらかして、嘆いていたって、世界は変わらない。
おもいっきり、苦しみと悲しみと楽しみと喜びを、真ん中で感じるんだ。



この曲を聴き、自分の世界を生きることの大事さを知る。


その前提がありながら続くこの歌詞は・・・
川の流れの激しさに 足元が震えている 燃える炎の厳しさに 足元が震えている


ka_037.jpgfutta1535m.jpg


現実の厳しさをつきつけるのにしっくりくる表現だ。



激しい流れと、厳しい熱さの中で、誰もが怖くて震えている。
それでも、そんな厳しい中で、自己重要感、自分の熱を持って、中心として世界を生き切っていくんだ。


そしてこの流れから続く締めくくりの歌詞は、覚悟を放つ。


うまくいかないとき 死にたい時もある 世界の真ん中で 生きていくためには 生きるということに 命をかけてみたい 歴史が始まる前 人はケダモノだった


この部分に挫けそうなときには何度救われたことか。
生きるということ自体に命をかけるという。



そしてケダモノの時代から、歴史を積み重ねてきた僕らに、言葉はある。


すごい歌詞だと思った。
これ以外になんて表現すればいい?生きていくんだ、という絶対的な決意を。


ちなみにオナニーマシーンのボーカル、イノマー氏も、この曲をブルーハーツのシングルス「EAST WEST SIDE STORY」



付録のライナーノーツの中でこの曲を挙げ、最高に好きな曲だということを語っていた。それを見て、僕も最高に共感してオナニーマシーンを聴いた。(しかしあまりはまらなかった。笑)



こちらも受け継がれていくべき、後世に残すべき超名曲。
甲本ヒロト様、恐れ入りました。
世界の片隅で生きていると思っていた人、これからはあなたのいる場所こそが世界の真ん中として生きていってください。

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posted by 荒井コウスケ at 07:00 | Comment(8) | THE BLUE HEARTS(1st Album) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もうサイコーです!
私もこの歌は5本の指に入るくらい好きです。たぶんこのセリフ、今後、5回以上言うと思います(笑)

この歌に込められてる思いって、ヒロトが今でも変わらずずーっといい続けてることですよね。
そして私もその言葉に何度も救われました。

この歌で好きな歌詞は、やっぱり『僕が生まれた所が世界の片隅なのか 誰の上にだってお日様は昇るんだ』と『僕が今みているのが世界の片隅なのか いくら探したってそんな場所はない』です。

楽しいこと嬉しいこと。
辛いこと、悲しいこと。
何があってもどんな時もいつも自分達は世界の真ん中にいるってこと、忘れてはいけませんね。

マーシーの歌はじわじわと心に染み込んできますが、ヒロトの直球はいつもストレートに胸に突き刺さります。



Posted by しおまめたろう at 2014年01月27日 21:23
その気持ちわかります笑
5曲以上、ベスト5に入る曲ありますよね笑

この曲は、ヒロトのテーマでもあると思います。
その歌詞は本当に秀逸で、生き方を根本的に変えさせる力を持っています。

どんなときでも、僕のこの心こそ中心だとして、生き抜く。その覚悟を感じる、とてもエネルギッシュな曲ですね。
Posted by 荒井コウスケ at 2014年01月27日 23:51
自分の居場所を見失いそうになった時にこの曲を聴いて、そう!ここは世界の真ん中なんだ!と自分に言い聞かせています。この曲を世に送り出してくれたヒロトには感謝の言葉も見当たりません。

ヒロトは他の誰にもない視点を持ってる人だから、傷つく事もたくさんあると思う。でも、その痛みと正面から向き合っているから、上辺だけじゃない、本当に優しい曲が書けるんでしょうね。
Posted by ムンドノーボ at 2014年01月28日 00:22
こんばんは、今週もおじゃまします♪
この曲、私は知らない曲でした(._.)!
でも、ブルーハーツらしい歌詞というか…なんだかすごくまっすぐ何かを訴えるような歌ですねっ。
是非聞いてみたいと思います(*^^*)
Posted by キャンディ at 2014年01月28日 00:48
ムンドノーボさん

そうですね〜ヒロトはきっとヒロトじゃないとあの人生は生きれないでしょうね。
すごい本当のことを言いますもんね。嘘がつけないのかな。
ロックに騙され続けているっていっていたけど、それでいいっていっていたのが、ヒロトの本当の気持ちなんでしょうね。
Posted by 荒井コウスケ at 2014年01月29日 01:53
キャンディさん

知らなかったのなら、良かったです!これで1曲すごい曲をお知らせ出来ました。

これは、節目でききたい曲です。キャンディさんはまだ若いでしょう。だから、何かあったら、この曲を聞いて、すごい考えてください。きっと良いことがあります。
Posted by 荒井コウスケ at 2014年01月29日 01:55
北極点到達を目指してたメンバーにイヌイットのガイドがいて
「なんでこんなに辛いかわかるかい?」
「それはね、俺たちが今、地球のてっぺんに登ろうとしてるからだよ」イーヒッヒって笑ったって話を思い出す

この曲を聴くたびに、恥ずかしながら
……マジ泣きしてしまう
Posted by gon at 2015年01月09日 21:12
gonさん

コメントありがとうございます!
そのエピソード、粋ですね。

この曲、自分も大事なときはいつも聴いていました。ここは、片隅なんかじゃない。真ん中なんだと言い聞かせるように。
Posted by 荒井コウスケ at 2015年01月10日 13:01
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