紹介する一曲目は言わずとしれた名曲「リンダリンダ」です。
今でも大好き。ずっと聴き続けたい、本当のことを歌った、自分の中で最高の一曲。
出だし
ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には映らない 美しさがあるから
これはブルーハーツを象徴する一節として今でも語り継がれている。
そして、最大にこの一節に共感した。何よりも、まずはここに共感した。
今でも、テーマはこれ。そしてずっとこれを考えて生きていくと思う。
そのくらい、人生に影響を与えてくれた。同じようにここにすごい共感を覚えたという人が世の中にたくさんいる。多くの人の生活を、この一節だけで変えてしまったブルーハーツはスゴイ。
ありがとう。
キャイーンのウド鈴木も、番組「リンカーン」の中で、俺の一曲というコーナーでこれを取り上げていた。
リンダリンダのサビの部分が取り上げられることが多いが、ここにこそ注目して、噛み締めてこの曲を聴いて欲しい。まあそもそも、この部分にひたすら何も感じないなら、ちょっとブルーハーツは合わないかも。
この一節から、ドハマりした。ずっと聴いた。何かあるたびに、僕はきいた。
ドブネズミみたいに 誰よりもやさしい ドブネズミみたいに何よりもあたたかく
そうなれているかわからないけど、そうなりたいと常に思う。
強いとか、かっこいいとか目指すことはいろいろあるけど、
目指す最終形態は、これじゃないかな。
さらにヒロトがこの曲の中で語りかけてくるように、この一節が渋い。
もしも僕がいつか君と出会い話し合うなら そんなときはどうか 愛の意味を知って下さい
夏木マリも、この曲をカバーしていたが、この部分が大勢のお客さんの前で歌うのにふさわしいと思ったとインタビューで語っていた。
当時の僕は、この詩を書ける人って、間違いないな、と漠然と思ったりして、一気に好きになった。本当にいい歌だ。
解説とかいいながら、いい歌だ、としか言えない時があるけど、そうだから仕方がない。
作った本人も、自分でも未だにわかんないらしい。リンダリンダが。でも、そう思ったんだって。
それって、よくわからないようで、僕はすごくわかる。
なんて言ったらいいのかわからないけど、そう思ったからそう言う、って瞬間がある。それが今回のことで、それは心の言葉と思う。
もっと本当は、大事な何かを歌っている歌だ。リンダリンダのノリが注目されているけど、詩を、こめられた想いを感じて欲しい、そんな歌です。
きっと100年後も残っている。語り継がれるべき名曲。
動画でも解説の補足をしています↓
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【THE BLUE HEARTS(1st Album)の最新記事】
以前ヒロトが「ドブネズミの美しさをわからない人間に大したヤツはいない」的なことを語った様ですが、実は私はその美しさを理解できないでいる一人です。
ただ、それこそ漠然とこのうたが訴えかけてくるなにかに震える想いはあります。
ヒロトが作るうたって、なにってはっきり言えないけど心に直接響く歌が多いようなきがします。
でも、ヒロトもこの歌をつくった時に、意味はわからなかったけど、ただそう思ったっていってましたから、そう感じたならそれはその人にとっては正しいんだと思います。
ずっとやっていきますので、またコメントおね外します!!(^-^)
この曲はそんな軽い曲じゃない!と怒鳴りたくなります。
ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから
こんな言葉を生み出せるのは世界でもヒロトだけだと思っています。
ブルーハーツって正当に評価されてないよなぁ、とリンダリンダを聴く度に思います。
うっすらと感じておられるかと思いますが、僕はちょっとめんどくさい部類のファンです(汗)
ブルーハーツの事になると冷静さがなくなってしまいます。
ありがとうございます!
みんな、この曲にもっとビビるべきですよね。どれだけすごいか。ノリだけで判断している人は本当にもったいないですね。
この一文で、僕はやられました。そうだよな!!って。
めんどくさくないですよ。もっと感情出していくのが最高です。抑えても面白く無いですから。今後もよろしくお願いします!
私の高校時代っていい思い出がほとんどなくて、毎日だるいしつまんなかった。当時、僕の部屋にはテレビもパソコンもなくて、夜寝る前にブルーハーツのCDを聴いいていたことが一番思い出に残っています。
ブルーハーツを聴いていると、時々、もうあの頃にはもどれないだなぁって思ってしまいます。ブルーハーツの曲には滲み出る「哀愁」みたいなものがあると思ってます。
貴方の書く解説を楽しみにしています。
世代近いですね^^嬉しいです。
僕も、高校時代とかわけわかんなくて、とりあえずブルーハーツ聞いとこう、っていうのがありました。
今でもCDプレイヤーを見ると思い出します。あとはMDでした。僕の時代は。
哀愁というのはわかります。いろんな面がありますよね。熱、哀愁、ロマン、希望、など。ビートたけしが、おもちゃ箱のようなバンドだっていってたけど、なんかわかる。
ありがとうざいます!そう言っていただけるとやる気が出ます。頑張って更新するので見ていてくださいね♪
個人的な解釈ですが、私は「ドブネズミ=ブルーカラーの労働者」と受け取っています。
理由は元夫が数年前まで、市のリサイクルプラザで青い制服を着て、塵の分別に従事していて、当事ヒロトの洗礼を受けたばかりだった私は、ある日、汗だく状態で帰宅した夫に冒頭の歌詞が過ったのでした。
バブル全盛の頃から世間では、労働者がホワイトとブルーに二極化され、ホワイトカラーが常々脚光を浴び続けているみたいですが、脚光とは無縁な、人が嫌がる仕事に従事するブルーカラーがいるから、実は世の中は回っている。部屋で独り、この歌詞を読み、改めて認識する次第です。
コメントありがとうございます!!楽しみにしていてもらえると言ってもらえると超やる気出ます!
その解釈はとてもしっくりきますね。縁のしたの力持ちがいるから、世の中はまわるという。それが美しさだっていうヒロトの言葉ですね。
バブルの経験がないのでわからないのでうsが、そういった二極化をリアルに体験した方にとっては共感する部分がありそうですね。リンダリンダはいろいろな場面で解釈ができそうな、本当に名曲ですね。
またコメントください!!
自分なりのリンダリンダについてです。
ドブネズミの美しさは生命そのものの美しさ。
写真に写る見てくれなんかじゃなく、
今一瞬を生きる精一杯の美しさ。
見てくれは年老えば崩れて行く。
だけど一生懸命にい生きるカッコ良さは色褪せない。
髪の毛の色だとか、目の色だとか、
肩書きだとか、病気だとか、
そんなものに拘るなんて下らない。
君はありのままの君でもとっても素敵なんだよ。
そう言ってくれてる気がする。
だからリンダリンダが好きです。
コメントありがとうございます!
今一瞬を精一杯生きることの美しさ、いいですね!!
なるほど、とても共感しました。
そういう捉え方もできるなぁと。
ヒロトがドブネズミの美しさがわからないやつは大したことない、っていってた意味を少しだけ僕もわかってきました。
有名なエピソードですが、ブルーハーツの会議をしようという時にヒロトがアニメを見ていて、マーシーが怒ってテレビを放り投げてしまい、ヒロトがマーシーに仲直りするために作った曲なんですよね。
ドブネズミみたいに美しくなりたい
ヒロトの若き日の苦悩と再奮起の決意が表れているように感じて、そこに自分含め多くの若者がくすぐられるんだと思います。
カラオケでノリがいいから選ばれてることにむかつくというのは、僕もすごく分かります。
と同時に多くの人の人生観を覆すほどの文学的な詞を、こんなにキャッチーな曲に仕上げてしまう凄さをヒロトとマーシーにいつも感じます。
コメントありがとうございます!
そのエピソードも素敵ですよね!
ヒロトらしいっていうか。
マーシーはある種ヒロトの良きプロデューサーだったんじゃないかとも思います。
彼らは、こんなすごいことを簡単そうに見せてサラッとやっちゃうところですよね。
ドブネズミはロックンローラーであり、リンダリンダはロックンロールの化身に話しかけるときの魔法のことば。その化身にもし出会うことが出来て、話ができたら僕がどれだけ愛しているのか知ってほしい。いやそれが愛なのか恋なのか、僕もはっきり分からない。でもこれだけは言える。これからずっと絶対きみ(ロックンロール)を離さない。何故か分からないけど、僕の中に確かに一つだけ感じる、きみを感じると誰にも負けないって思わせてくれる無敵の強い力が湧き出てくるからなんだ。
以上がいま聴いて感じた解釈です。高校生から聴き始めて16年くらい経ちましたが、WきみWは人じゃなくてロックンロールなのか?って思ってしまいました。そう思って聴くと、この曲はロックンロールに対して、これからロックンローラーとして生きていくと宣言した決意の曲にも聴こえてきました。
見た衝撃は今でも忘れられないな〜
音楽に全く興味がなかった自分に音楽の
楽しさやロックを教えてくれましたね。
ホント鳥肌立ちっぱなしで心に槍がブスッ
突き刺さった感じですぐにブックオフ行って
1stアルバムとブルーハーツのビデオを
買いました。