2018年02月22日

第3回ブルーハーツな人たち「寺尾玄(バルミューダ株式会社・代表取締役社長)」さん

第3回ブルーハーツな人たち、は

シンプルかつおしゃれで実用的な家電製品を作り続ける、
株式会社バルミューダ社長の寺尾玄氏です。






バルミューダ社の製品↓




ブルーハーツの事を調べているわけでもなく、
たまたま手に取ったこの本。






最初の一ページは、こんな言葉で始まる。


「導火線に火がついたのは いつだったろうか 中学生の頃か 生まれる前か」

「夜の扉を開けていこう 支配者たちはイビキをかいてる
何度でも夏の匂いを嗅ごう 危ない橋を渡ってきたんだ」



そうだ、これはブルーハーツの、旅人と、1000のバイオリンの歌詞だ。


だから、ピンときた。
ああ、たぶんこの人もきっと、ブルーハーツから何かを感じている人の一人で、
もしかしたら、その感性はこれらバルミューダの製品にも通じているんじゃないかと。

これらの既存の枠にとらわれない
製品は

すべて感性のなせるものだ。


読み進めていくと、やっぱり、ブルーハーツのことが出てきた。

何も知らない人が今の自分を見たら、惨めな境遇だと思うかもしれない。しかし絶対に違う。トランクの中に、夢の扇風機を持って歩いている。人生最大の可能性を持って歩いている。そう自分に言い聞かせていた。  当時、私は先の見えない道を全力で走った。絶対にうまくいくアイディアだ。発売までこぎつけさえすれば、絶対にうまくいくのだ。ただ同時に、時間は無くなり続けていた。  夢が近づいているのか、遠のいているのか、分からなかった。半年後、自分たちがどうなっているのか、会社がどうなっているのか、分からなかった。会社はなくなっているのだろうか? それとも扇風機を売って、未来を切り開いているのだろうか? のるかそるかだった。  ブルーハーツの作品に「キスしてほしい」という名曲がある。この時期、私の頭の中でずっと鳴り続けていた曲だ。  どこまで行くの 僕達今夜  このままずっと ここに居るのか   はちきれそうだ とび出しそうだ  生きているのが すばらしすぎる  見えない未来に向かって、がむしゃらに頑張っていると、最後には爽快感だけが残った。あんなにも、自分の生命を感じながら過ごした日々はない。生きてて良かったと、心から思った。(行こう、どこにもなかった方法で/寺尾玄著 より)


もともと、寺尾氏はバンドを組んでいて、本気でメジャーデビューを目指していたと書いてあった。
そして、実際に、惜しいところまで行ったと。
だけども、20代後半で、その夢を諦めた。
そこから、バルミューダのストーリーは始まった。

きになる方は、是非この方の本を読んでみてほしい。

製品説明会では、ブルーハーツの曲を使って、場を盛り上げる一面もあるよう。


日本の家電ベンチャーの雄 バルミューダが空気清浄機
「JetClean(ジェットクリーン)」を発表


開演前の会場に流れるブルーハーツの楽曲、アップテンポなサウンドとスライドショーを組み合わせたオープニングなど、4月の発表会を思わせる演出でスタートしたこの日のイベント。


との記載がある。

また、寺尾氏の、カンブリア宮殿出演時の発言で、
そっくりヒロトが以前言っていたことと全く同じ表現を使っていたことがあり、
意識している、していないは別として、やはりブルーハーツイズムの根づいた社長なんだと思った。

バルミューダ寺尾社長の原動力は「褒められたい」

「楽」という字を思い浮かべてみてください。あれは「たのしい」とも「らく」とも読めますよね。でもこの2つ、私は真逆だと思っているんです。だって、楽なときって絶対楽しくないし、楽しいときって絶対楽じゃないんです。


一方でヒロトが過去に発言していたのはこうだ。

いろいろなところで人に聞かれるんだよ。
「楽しきゃいいのか?」って。

いいんだよ。
そのかわり、
楽じゃないんだよって。

漢字で書いたら同じじゃんって。
でもね、楽しいと楽は違うよ。
楽しいと楽は対極だよ。

楽しいことがしたいんだったら、
楽はしちゃダメだと思うよ。

楽しいことがやりたいと思った時点で、
楽な道からはそれるんだよ。




寺尾氏も、この言葉を見てないわけないと思う。


だから、バルミューダの製品のどこかにも、
もしかしたらブルーハーツ的な何かのイズムが、備わっているのかもしれない。

革新的な何かを作り上げるとき、そこに一種のパンク性が必要だろう。
既存のものにとらわれず、個を貫く、という。

とまあ、無理やりにでも結びつけただけですが。

とにかくは、寺尾社長の言葉や、著作から放たれているメッセージに、ブルーハーツから受け取るものに近い何かを感じた。



寺尾社長の経営する、バルミューダ株式会社のHPはこちら


バルミューダを扱った本もあります↓


posted by 荒井コウスケ at 22:55 | Comment(4) | ブルーハーツな人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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