2017年08月20日

新企画「ブルーハーツな人たち」

未発表曲も含め、すべての解説が終了しました。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございます。

私の中で、「ブルーハーツ」は共通言語であり、
ブルーハーツが好きな人に対して「あ、ブルーハーツ的だな」という
謎の感覚が訪れることがあります。

それは一体なんなのだろう?

おそらく、何かの価値観にちがいない。

そして、それは、きっと多くの、ブルーハーツが好きな人の節々の中にも感じられるはずだ。

一体何なのか、もっと深堀りしてみたい。

なので、たくさんの有名になった人たちの中で、ブルーハーツが好きだ、とか影響を受けた、とか何かしら
ポジティブな反応を示している人たちとブルーハーツの関係性を分析してみたい。

きっと、最後までそれが何なのかは、わからないだろうけど、、、、

「ブルーハーツ」がどんなものなのか、これだけ曲についての感想を述べ続けても、
言葉にできないけど
たくさんいろんな人の「ブルーハーツ」を
見ていくうちに、自分の中の「ブルーハーツ」がわかるかもしれない。


全曲の解説は終わりましたが、続けて、
「ブルーハーツな人たち」という企画をやっていきます。

ネットや雑誌からたくさん情報を集めて、その人なりにブルーハーツをどう捉えているのか、
影響を受けたとすればどんなところなのか、
ブルーハーツって、一体どんなことなんだろう、と言うのをたくさん取り上げていきます。


第一回は、国民的アイドル、SMAPのメンバーだった「中居正広さんとブルーハーツ」です。

お楽しみに!
posted by 荒井コウスケ at 20:55 | Comment(0) | ブルーハーツな人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

僕はどこへ行った(作詞・作曲:不明)



これは、とても「未発表曲らしい」曲ですね。

作詞、作曲が誰なのかはわかりませんでした。詳しい方いれば教えてください!

ブルーハーツが歌わない詩の内容。
より、その陰の部分を投影している曲。

窓を開けように表現される、まだ出口が見えずにもがいている
ような、そんな時期の想いが反映されている。

歌詞の解説前ですが

「雷雨決行」の

真夜中何度も何回も
暗闇の中を手探りで
ドアノブを求めつまづいた
とにかく出口が欲しかった

の部分、これを歌っているのは、この当時のことでは?
そんな想像もされた。

冷静になって、今、当時を思い起こすと、
そんな気分だったなあ、なんて気持ちで作られたのかもしれない。

もしくは、何かのモデルがあるのではないか。
主人公は、死んでしまう前提なのか?そういう設定がありそうだと
も思わされる。

出だし

僕はどこへ行った
生きていることは確かだけれど
どこへ行ったらいいのかわからないまま
歩いて僕はどこへ行った


青い空に泣いた
何も知らないと笑われたいから
何を信じていいのかわからないまま
はげしく青い空に泣いた


これは、人生の岐路に立たされているような、若者の心情。
青い空、が出てくるのは、今の気分とのギャップの対比。

暗い気分に、容赦なく明るいイメージの青い澄んだ空。

泣いているのは、きっとそこに過去の明るいイメージを浮かべたから。

何も知らないと、笑われたい、というのが、自虐的のようで
ポジティブな言葉と思う。

本当は、今知っている事実だけの世界じゃないんだよ、と
希望を持とうとしている心情の表れではないだろうか。


君を胸に抱いた
うなずくだけで涙が出そうだ
僕が死んでも残る
ただひとつの確かなもの
君を胸に抱いた


恋をしていて、その中で、「余命宣告」をされたのか?
そう思わざるをえない、死んでも残るという、壮大な視点からの情景描写。

もしかしたら、そこまでのことはないにせよ、相当に落ち込み、気分が沈んだ時に
書かれた、嫌悪に近い心情を発露してできた曲に違いない。

この時代に溢れていた、「フォークソング」のような印象を受けた。
おそらく、ヒロトが歌わずに、フォークシンガーが歌えば、
そのままフォークソングになるだろう。

でも、もともと、メロディはフォークに違いのがブルーハーツなので、
それが色濃く出ている曲とも言える。

ヒロトはハイロウズ時代に、悲しみとかの感情をエンターテインメントに持ち込みたくない、って
発言していて、それはつまり歌にそういうのを持って行きたくなかったんだと思う。
だから、未発表になったんだろう。


posted by 荒井コウスケ at 23:00 | Comment(0) | 未発表曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする