2019年09月08日

第8回ブルーハーツな人たち「峯田和伸(銀杏BOYZ)」さん

今回のブルーハーツな人たちは、銀杏BOYZの峯田和伸さんです。




今まで、俳優さん、経営者、芸人さんというジャンルで行いましたが、
ミュージシャンにフィールドを広げたら、この「ブルーハーツな人たち」は果てしなく広がることでしょう。
その代表格が、今回の峯田さんです。



元々は、GOING STEADYというバンドから始まり、当時青春パンクともてはやされ、
絶頂の中にいるも、解散し、現在の銀杏BOYZとして再スタートしてからは
俳優などに取り組んだり、マルチに活躍されています。





僕は、学生の頃、よくこの人の歌を聴いたり、文章を読みました。

GOING STEADYの時代の歌は、遊びバンドを組んでいる時はコピーをしたりもしました。


「銀河鉄道の夜」、や「BABY BABY」、「FRIENDS」とか「STAND BY ME」「グレープフルーツムーン」
「惑星基地ベオウルフ」「青春時代」・・・・とあげれば好きな曲がたくさんあります。


当時、海を一緒に見に行って、とある子に告白したのですがふられ、そのままカラオケオールをしたのですが、
その時にこの「銀河鉄道の夜」を歌ったら、それきっかけでやっぱり付き合ってくれたという思い出があります(笑)



この人の歌は狂気と美しい情景が混合していて、そこが魅力です。





ブルーハーツからインスパイアを受けて、あるいはブルーハーツになりたくて、
バンドを始めた人たちはたくさんいるでしょう。
むしろ、ブルーハーツチルドレンと呼ばれるくらい、それは普通のことなのかもしれません。

音楽はそうやって伝染していくものなのでしょうか。
ヒロトが、ある日マンフレッドマンの「ドゥワディディディ」を聴いて、なぜか涙が溢れていた、という瞬間があったように。

今、活躍しているアーティストの中にも、ブルーハーツを聴いてロックしたくなった、そういう人はいる。

その中でも、最も有名な一人に当たるのが、この峯田さんではないだろうか。
本人は他にもビートルズを始め、ニルバーナやエレカシ、ピーズとかフラカンとか、そういういろんなアーティストのことに触れているけど、
ブルーハーツには特別な思いを感じる。


峯田さんとブルーハーツの関係がわかるところを記載していく。


2006年に発売されたヒロトとの対談の一部始終をこの方がTweetしてくれているので、転載しておく。






こちらにはその内容がヒロトの言葉にフォーカスされて載っている。
甲本ヒロトが音楽誌「音楽と人」に登場、ハイロウズ活動休止後初。
https://www.narinari.com/Nd/2006035692.html

二人の共通点として、ライブ中にチンポを出してしまう、というのがあるが、それについても対談で語られているようだ。
「バンドマン、特にフロントマンがポコチン出すのは……しょうがないよ」
「あれは、僕、プロテクトだと思ってる。何かからの。(中略)自分を人が理解してるような顔が嫌だったり。なんかあるんだよ。だから、本当の自分をみてほしくないから、チンポでも見とけっていう」




この時の感情を素晴らしく表現している本人のブログ。
峯田和伸のがぶがぶダイアリー


http://blog.livedoor.jp/koi_to_taikutsu/archives/2006-02-10.html

はっきりといつ頃に、誰が先に歌い始めたかはおぼえてないんだけど、僕らはいつも、どこに行くにもブルーハーツを歌ってた。今思うとあっち君だったのかなー、と思うよ。サッカーがうまくて、僕の人生において僕に心を開いてくれてなんでも話してくれる友人第一号があっち君だったと思うよ。あっち君がブルーハーツを孝也君に聞かせて、孝也君が気にいってそれでみんなも自然とつられて口づさむようになったのかもしれない。今となっては誰も真相を知らないけど、確かそんな経緯でブルーハーツは僕らのテーマソングになってたよ。

今日は下北沢のトラブルピーチでヒロトさんと対談。対談なんてものじゃないな。まだ記憶が追いついて来ないから何をどう喋ったのか見当もつかない。「なんでなんだ」と心の中で何回も思った。なにが「なんでなんだ」なのかなんて、聞かれても僕もわかんない。そう思っちまったもんはしょうがないじゃないか。そうだろ?




この、「なんでなんだ」いいよなあ。
感動、ってよくわからない、説明できないものなのかもしれない。

峯田さんの書く文章が面白くて、ブログをまとめた本「恋と退屈」はオススメです。
感情が動くという意味で、いい文章です。




この前発売されたトリビュートアルバムにも参加している。
曲は「TOO MUCH PAIN」







GOING STEADYのファーストアルバムに入っている歌「Youth」の歌詞。






ブルーハーツが好きな人なら気づくかもしれない。まさにインスパイアされている。

両手広げて つかむ幸せ

永遠に輝くダイヤモンド 僕にはどうでもいいよ
そんなものよりこの瞬間に輝く今をください





前半の<両手広げてつかむ幸せ>

はそのままブルーハーツ未発表曲の「窓をあけよう」だし、
後半の

<永遠に輝くダイヤモンド 僕にはどうでもいいよ
そんなものよりこの瞬間に輝く今をください>

は同じく未発表曲の「ほんのすこしだけ」から


「ダイヤモンドの結末は宝石やにも わからない
100年経っても変わらないのか
100年以内に僕は死ぬ
永遠なんていらないよ 僕が欲しいのは今」


なぜ未発表曲の歌詞に限定して、採用したのか。
オリジナルっぽく見せたかったところもあるのかもしれない。

もしくは、ブルーハーツを好きすぎて、この感覚を広めようとしたのか。


でも、ブルーハーツの熱は、次の世代にこうやって受け継がれている。

受け継いだ筆頭ミュージシャンがこの峯田さんだと思います。


個人的に、彼の歌った中で特に好きなのは僕もよくお世話になった麻美ゆまさんへ送られたBABY BABYです。
無言で歌うだけ、ってのがいい。



posted by 荒井コウスケ at 22:00 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月13日

第7回ブルーハーツな人たち「菅田将暉(俳優)」さん

今回のブルーハーツな人たちは、2019年3月に最終回を迎えたドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」主演をされて、今一番乗りに乗っている俳優といってもいいでしょう。

菅田将暉さんです。




同ドラマの主題歌にはクロマニヨンズの「生きる」が採用されています。





「生きる」、いいですね。というか、クロマニヨンズいいですね。このブログでは、まあタイトルがブルーハーツなのでブルーハーツのことばかり書いてますが、
実際には、ヒロトとマーシーの伝説は続いていて、今回の「生きる」だってものすごいですよ。

やっぱり、理解するものじゃない、感じるもの。


クロマニヨンズは、もう、超玄人向きに作られてると思う。何を持って玄人とするかはわからないけど、
いろんな、高級料理とか、世の中にある美味しいものを食べ尽くしてきて、最終的には、「やっぱり白米が一番うめえ」っていうような。






「人間!!

 人間!!

 人間!!

 人間!!




ぅああああああああ!!!!」(クロマニヨン・ストンプ)



クロマニヨンズがめっちゃ叫んでる。



鳴り響く。



ああ、なんかその叫んじゃう、わかるな、だよな。



そんな感じ。






菅田さんの言動などを見ていると、どこかブルーハーツ的だな(それがなんなのかはわからないけども)と思わされることがあって、
調べると対談の中でブルーハーツに触れられる場面が出てきて、かなり音楽性に影響を与えていそうだな、ということがわかった。





今回調べたところをあますところなく載せていきます。


調べていた結果、菅田さんの人間性にも触れ始めて、のめり込んでいった。
よって、僕は今、「菅田将暉の音楽」については菅田さんのファンよりも詳しいかもしれない(笑)



菅田将暉、すごく魅力的な人だ。
そりゃ、これだけファンがたくさんできるわ。そんな印象。



菅田さんが歌手としてデビューしたCD「PLAY」まで借りてしまうほどだった。




菅田さんのボーカル、曲ともに思っている以上によかった。特に桐谷健太との共同ボーカルのビートたけしのカバー「浅草キッド」。
原曲がもともと好きなのもあったけど。




セカンドアルバムも出してほしい。どんな風に音楽性が変化していくのか、楽しみだなというのがアルバムの感想。




もともと、菅田さんというのはアーティステックな人で、おそらくその延長線上に今の俳優があって、音楽とか他の表現でも成り立つんだと思う。






まず、そもそもドラマの主題歌への「生きる」登用は菅田さんの思いが反映された結果でもある。

ザ・クロマニヨンズ、菅田将暉主演ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」主題歌に“生きる”決定



今回、ドラマ制作サイドからの熱烈なオファーを受け、既発シングル“生きる”が異例のドラマ主題歌に決定した。


また一つ夢が叶いました。しかもここぞというタイミングで。
先日、ザ・クロマニヨンズさんのライブにて、この「生きる」を聴いた時、いや、体感といった方がいいでしょうか、
そのエネルギー、佇まい、音、言葉は、僕がこのドラマで体現したいものそのものでした。
今を愛し続けることで未来を作る。いつだって誰だって何かを探している。そして、楽しむ。
昔から大好きだったあの人は、今尚、更に、前に進んでいました。
この「生きる」が主題歌になることでドラマ内での人物と造形物の「生き様」に赤い血が頭の先から足先まで
びっちり通うことができます。本当にありがとうございます。これ以上ない主題歌に心から感謝しています。

―― 菅田将暉





この発言だけでも、明らかに菅田さんの中でブルーハーツは大きな音楽だったことがわかる。
「夢が叶いました」
「昔から大好きだったあの人」=ヒロト・マーシー




楽曲提供が決まってから、菅田さんはクロマニヨンズのライブに参加したことが確認されている。


菅田将暉、リキッドワンマンであいみょんや石崎ひゅーいカバー

「一昨日、ここ(LIQUIDROOM)でザ・クロマニヨンズのライブを観てたんですよ。うおー! マーシー! ヒロト!ってなりながら同時に、明後日はあそこに自分が立つんかー……って思い。あんなふうに上手なコールアンドレスポンスはできないけれど、こっちはこっちで楽しいし、いいですよね」


ライブに菅田さんが来ていたという、その日のライブが確認できるツイートも発見。

ザ・クロマニヨンズ 2018/11/13 恵比寿LIQUIDROOM レポ&セトリ



菅田さんのデビューアルバム「PLAY」では、数々のアーティストが楽曲提供をしている。
その中には、黒猫チェルシー、amazarashi、忘れらんねえよ、石崎ひゅーい、米津玄師など錚々たる顔ぶれである。

ここにアルバムが全曲解説されていました。


菅田将暉デビューアルバム『PLAY(Special Edition)』全曲解説



提供側アーティストからのコメントもありました。





彼らに菅田さんが自らオファーしたのかはわからないけども。

僕自身も、この辺(特に忘れらんねえよ)を聞いたりするので、ロックンロールの扉を開けると、
その先に他のロックンロールが待っているってこと。


ヒロトがこう言ってる。



あのね、部屋は一つなんだよ。すっげーでかい部屋なんだけど、一つなんだよ。でも、扉がいっぱいついているんだよ。
     そこにビートルズっていう扉から入ってきても同じところにいくんだ。ローリングストーンズって扉から入ってきても同じところにいくんだよ。
     でそれぞれの扉があってさ、俺たちは今、クロマニヨンズって扉としてさ、こっから(誰かが)はいってきたときにさ、中に、ビートルズやローリングストーンズがいたよって言ってほしいんだよ。






僕は例えばブルーハーツで、その扉が開いたとして、そこから同じように「忘れらんねえよ」に出会って、菅田さんも、出会ったんだと思う。
このヒロトの発言の解釈が合ってるのかはわからないけど、なんか、自分が好きな音楽と、テイストが似ている人がいる。そういう人に限って、何か他の部分も似てる。



同じ扉を開いた、感性が共鳴しているのかもしれない。




その忘れらんねえよのボーカル、柴田さんから楽曲提供を受けた「ピンクのアフロにカザールかけて」は、
菅田さんが作詞している。




この詩の中に、菅田さんの中のブルーハーツな部分が、やっぱりあった。



「ああ気が狂いそうだ ヒロトってこんな気持ちだったんかな」






元々は、「ブルーハーツって」という歌詞だったらしいけど、柴田さんにヒロトにしてほしい、というリクエストがあったからヒロトにした、と菅田さんが述べていた。


ちなみにこの、「ピンクのアフロにカザールかけて」を検索かけると、検索候補に「ピンクのアフロにカザールかけて ヒロト 誰」というのが出てくる。




これは笑った。ファンは気になるんだな。
まあ確かに、自分も甲本ヒロトという存在を知らなければ、ヒロトって菅田さんの友達とかなのかな、と思うだろう。




実際、菅田さんのファンの人が書いたらしきこちらのブログにも、ヒロトって誰なんだ、という記述がありました。


http://gtkey-grb0401.hatenablog.jp/entry/2018/07/10/211011


なので、ここで菅田さんのファンでこのブログにたどり着いた人には教えます、菅田さんのいうヒロト、は甲本ヒロトさんのことです。






菅田さんの扉






菅田さんの音楽の扉を開けたのは、最初は「フジファブリック」であった。




茜色の夕日




菅田将暉、歌手の道に進んだきっかけをあるバンドの名曲だったと告白「救われることがたくさんあったから…」


菅田将暉の奏でる、演じる、遊ぶ、仕掛けること





フジファブリックの「茜色の夕日」の歌詞が、当時の上京してきた想いに重なったこと取り上げている。




「言葉を聞く人」なんだと思った。



ブルーハーツにたどり着いたのも、必然の流れだったと思う。言葉を聞く人って、ブルーハーツを好きになる。




というか、ならざるを得ない。仮に好きにならなくても、一回は、「おお、すげえ」ってなるんじゃないかな。
例えば、リンダリンダのドブネズミみたいに美しくなりたい、って出だしとかに反応せざるを得ないと思う。




それを裏付ける他の対談もある。


演じることと、歌うこと──ロックの華を咲かせる役者、菅田将暉


「自分の気持ち、自分が楽しいこと、自分の叫びたいことをストレートに表現できる。日本語がちゃんと入ってくる曲が好きなんです」
フォークロックが好きだと語る菅田将暉。フェイバリットとして挙げるのも、吉田拓郎や忘れらんねえよなど、歌詞に重きを置いたフォーキーなミュージシャンが多い。




うん、なんか、すごく親近感が湧きました。菅田さんに。
自分は、もともとブルーハーツを体感する前は、尾崎豊や松山千春のようなフォークテイストのあるものにどハマりし、よく聴いていました。し、今でも聴きます。





確かに、そこから僕も吉田拓郎にもたどり着いたりした。だから、何か通じてるんだろう。
どこかで開けた扉の部屋の中に、ブルーハーツがいたり、吉田拓郎もいたり、ビートルズもいたり、銀杏BOYZもいたり。





「銀杏BOYZ」の峯田さんも、ブルーハーツな人の1人であると思っているが、菅田さんが目指す音楽の先にあるのが、
ブルーハーツと、銀杏BOYZであるという発言があった。





菅田将暉インタビュー「裸一貫なミュージシャンに憧れる」




──菅田さんが思う、男らしくカッコいいミュージシャン像は?
「ザ・ブルーハーツ(現ザ・クロマニヨンズ)の甲本ヒロトさんや真島昌利さん、銀杏BOYZの峯田和伸さん。何かを必死に伝えようとしていたり、生み出そうとしていたり、愛そうとする様がカッコいい。伝えなくちゃいけないことに対して誠実に向き合っている感じがして。短い言葉で端彼らの言葉はシンプルで、真っすぐ伝わってくる。すごく好きです」





米津玄師が菅田将暉のラジオで灰色と青(+菅田将暉)や音楽について語る貴重な神回


「ブルーハーツとか、銀杏ボーイズとか初めて聴いた時、これをステージでやれたら気持ちいいだろうなと、なんか一つになっている感じが、あれはちょっと憧れる」





銀杏BOYZなんかは、自分も峯田さんがゴイステの時からずっと聴き続けてるバンドだし、銀河鉄道の夜とか、BABYBABYとか、青春時代とか、惑星基地ベオウルフとか、STAND BY MEとかFREIEDSとか、なんとなく僕たちは大人になるんだとか、援助交際とか、好きな曲がたくさんある。




そして、ダウンタウンのことにも触れられていて、菅田さんがダウンタウンと初めて出会った時は、喋れないくらい号泣していたのを目撃した。


https://www.dailymotion.com/video/x4ann4j

実は、菅田さんを映像ではっきりと僕が認識したのは、このダウンタウンとの初対面の映像だった。

僕も同じようにダウンタウンはめちゃくちゃ好きだし、中学生の時の僕は、「ガキの使いやあらへんで」のフリートークを楽しみにしては、爆笑して息ができないくらい腹抱えて笑っていた。



この映像を見たとき、菅田さんもそれだけダウンタウンにのめり込めるのは、同じように菅田さんにもブルーハーツ的なものがあるのかもしれない、と漠然と思った。




実際、そんな気がして、こうやって調べてみると、そうだった。





第1回目のブルーハーツな人たちでも取り上げた松本さん自体も、ブルーハーツをすごく聴いているわけで、このリンクはなんなんだ、とも不思議になったりもする。





それらの作品に「流れている何か」があるんだと思う。



ダウンタウンが好きな人は、ブルーハーツが好き。これ、結構リンク率高い。




それから、この銀杏BOYZもそうだったり、あるいは芸術家の岡本太郎だったりする時もあった。

もっと言えば、「カレー」とか、「夏」、とかそういうものにまで波及する。




ダウンタウンのことや、銀杏BOYZとか、興味が似ていて、
もしも僕がいつか菅田さんと出会い話しあうなら、そんな時はどうか好きなものの話をしてみたい。







菅田さんの音楽についてもいろいろ調べたので、
このページがアーティスト「菅田将暉」としてのルーツをたどるページにもなればいいなと思います。



菅田将暉が愛してやまないもの。いつも携帯にメモしていることとは?



松坂桃李さんとの対談。今度は松坂さんがブルーハーツをカラオケで歌っていたという言葉が。
http://www.kk-bestsellers.com/articles/-/4075?page=3

山田孝之さんとの対談(この人もどこかブルーハーツな匂いを感じる)
https://ananweb.jp/news/185850/

菅田将暉『ロングホープ・フィリア』インタビュー
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2407

菅田将暉インタビュー「自分にとって音楽は<やり残したもの>という感覚がある」
https://news.mynavi.jp/article/20180714-663985/



posted by 荒井コウスケ at 23:00 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月25日

第6回ブルーハーツな人たち「イチロー(シアトル・マリナーズ)」さん

今回のブルーハーツ な人たちは引退を発表したシアトル・マリナーズ「イチロー」選手です。





まず、正真正銘、日本人野球選手では、最高の成果をあげ、
前人未到の10年連続の200本安打、生涯平均打率も大きく更新されたことなど、
語りつくせないほどの実績にを出されたことと、そこに取り組む姿勢から勇気をいただいたことに
深く感謝します。


それはブルーハーツの歌を聴くように、
「イチローのメッセージ」という本を読んで、何度も踏ん張れたことを思い出します。





私の少年時代に、プロ野球は身近にありまして、特にパワフルプロ野球というゲームにハマり、
そこから中継を毎日見るようになり、また、選手の成績を見るのが好きになりました。



打率、ホームラン、打点、盗塁数、長打率、得点圏打率、捕殺率、など、挙げればもっとありますが
それぞれの選手のデータを見ては、パワプロの能力に置き換えて想像するのになぜか興奮していました。


ホームランが例えば年間27本という成績であれば、パワーギリギリA(140)で、パワーヒッターはつかないかな、など。
(やったことのない人にはわからない話で申し訳ありませんが)


イチロー選手も、私を興奮させてくれる選手の一人であり、「振り子打法」を真似したり、
その姿を印刷された下敷きを使ったりしていました。

WBC決勝、日本対韓国で、延長戦となった10回の表に決勝タイムリーを打つ場面は、今見返しても鳥肌が立ちます。





これだけ多くの感動を与えてきたイチロー選手の活躍の裏に、
「ブルーハーツ」の音楽が含まれていたようです。


まず、この本を読んでいたら、ブルーハーツのことが出てきて驚きました。





「未来は僕らの手の中」を、大事な局面に聴いたりするそうです。


このような記述も発見しました。


2005年の1月号「number」のインタビュー記事の中にも、以下の記述が。

https://number.bunshun.jp/articles/-/495

去年はね、もう「ザ・ブルーハーツ」ばっか(笑)。
やっぱり去年はそういう心境だったというのもあるかもね。
ブルーハーツは昔から大好きで、いつも車には積んでるんだけど、
去年のあの時期には自分の中にも特別にいろいろダブる想いがあって、
そればっかり聞いてたんですよ。
ブルーハーツを聴いてると妙に元気になってしまうんですよね。
好きな曲はいろいろありますけど、あの頃よく聴いてたのは、なんだったっけなぁ。
ほら、“僕らは負けるために生まれてきたわけじゃないよ”“泣くために生まれたわけじゃないよ”とか、
そういう歌詞の曲あるじゃないですか。なんて曲だったかなぁ。




ブルーハーツとイチロー。



どうでしょう、そこに眠っている熱量はすごく近いものを感じます。




イチローは野球に、ブルーハーツはロックに魂を捧げた。

宿ったものが共鳴しているのかもしれません。

「妙に元気になってしまう」っていう記述から、やっぱり内面との格闘の中で必要とされたのが
ブルーハーツだったんじゃないかと。

それは多くの人がそうであるように、イチローもその一人だったと。

後半の方の記述で、未来は僕らの手の中の曲名を思い出せないあたり、
おそらく、私の想像ですが、アルバムを車の中でひたすら再生していたから、どれがどの曲で、というよりは
アルバムで流して聞いていたんじゃないかと思いました。

私も、ブルーハーツは流石に全ての曲を覚えていますが、他のアーティストでよくそのような現象が起きます。

好きな曲はいろいろある、ということなので、メディア関係者は
是非何かのタイミングでイチローさんに聞いて欲しいな、と思います。

イチローさんの感性を読み解けるヒントにもなるはずです。



その他にも、こちらソースが不明なのですが、確実に当時は記事になっていたので、
もしご存知の方がいれば教えて欲しいのですが、
どこかの新聞地方紙に、「少年の詩」の歌詞をイチローが引用して、

「大人たちに褒められるようなバカにはなりたくない」

という言葉を胸に刻んでいる、というようなものがありました。
検索しても、出てこないのですが、たくさんの記事になっていたのを覚えています。


その他にも、新聞では以下の記述を発見しました。

(2006年9月18日付京都新聞より)
めげそうになる自分へのカンフル剤として聴くロックバンドがある。「ザ・ブルーハーツ」。3月、WBCの2次リーグで絶体絶命に追い込まれた直後にさえ”封印”していたCDを、約1ヶ月前に取り出している。200安打を積み重ねるほど「むしろ自分の弱さしか見えてこない」と、イチローは認めた。重圧をはねのけるほど、人間くさくなっていく。(カンザスシティー共同)



今でもブルーハーツを聴いているのかは不明ですが、
きつい時期ほどブルーハーツの残した作品が、奏功する薬の役目を果たすのかもしれない、
と今回のイチローさんの記事を調べることで思い返しました。



私もその一人でしたが、これは多くの人にも当てはまるのかもしれない。

流行り廃りのある音楽の中で、ブルーハーツは、特に、残り続ける音楽だと思っています。


だからこういうブログもやっているわけですが。

シンプルで、独特の味がある。これ、あんまりないんですよ。

最近、また、ブルーハーツを聴くと、捉え方が変わったりするんですね。

ヒロトがめちゃくちゃ全部さらけ出して歌ってるのを見たり、声を聴いたりすると、

「ああ、全部出しちゃってんな」って思ったり、音を再生しているだけなんけど、
「誰かがそこにいるな」って、思ったりするんですね。



「熱」を感じるんです。ブルーハーツは。



これこそ、表現であり、歌の醍醐味なんだな、って。

理論はわからないですが、ブルーハーツは、確かに誰かのそばにいる。



そんなことがわかったイチローさんとブルーハーツの関係でした。
posted by 荒井コウスケ at 23:00 | Comment(0) | ブルーハーツな人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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